ASEノイズ抑制
- OTF-930
波長可変フィルタ
ガウシアンフィルタタイプのプログラマブル光フィルタ
• 低PDL(< 0.1 dB) & 低PMD(< 0.1 ps)
• 80 nm可変、0.01 nm分解能
• ピークサーチ機能搭載
概要
OTF-930は、様々なフィルタプロファイルを持つ光フィルタを最大3枚 カスケードマウント(Filter structure S1、S2、S3)することで用途に合わせ透過特性を選択することが出来る波長可変フィルタです。リニアスライド方式による80 nm連続波長可変と低PDL (< 0.1 dB)、低PMD (< 0.1 ps)の特長を持っています。また、GPIB、及び、RS-232Cインターフェースを標準装備しており、外部からリモート制御することが可能です。
特性
フィルタセレクション
08S1, 12S2 Filter Characteristics (@1550nm)
12 Filter Profile
波長分散・郡遅延量測定例 [12S2, 1550 nm]
アプリケーション
- 光信号のノイズカット
光アンプでは信号光の増幅と共にアンプのノイズも付加されるため、その余分なASE (自然放出光成分)を カットしS/Nを向上させます。主にBandwidth@ - 3 dBが1.0 nm程度のフィルタが利用されています。 - 波長多重された光信号の波長選択
波長多重された光信号から必要な光信号を選択透過させます。この場合、近接した光信号をできるだけカットする必要がありますので、狭帯域でシャープな特性を有するBandwidth@ - 3 dBが0.3 to 0.6 nmのマルチステージフィルタが最適です。 - ブロードバンド光源と組み合わせたインコヒーレント波長可変光源
ブロードな光源に波長可変光フィルタを組み合わせると波長可変光源として利用できます。絶対出力は- 20 to 30 dBm程度となりますが、干渉による光強度の影響が受けにくい特長があります。
Application example: Checking the signal degradation tolerance of optical transceivers
Filter Structure